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安田様・皆様--。
ずっと以前に書き込んだものと内容重複致しますが、どうかお許しくださいませ。LPとC
Dと同一演奏なのに微妙に違うもの、混同されているもの、が私の経験でいくつかあります
ので、再びご迷惑を顧みずにお知らせしておきます。
LP時代--特に国内盤LPでは例えばカラヤン&POのブラームス第2、同第4、未完成
、悲愴、それとベートーヴェンの第8(この曲に限り20枚組BOXにはオリジナル・ステ
レオ版が特典盤でオマケとして収められていました)の諸曲は首尾一貫して<STEREO
>表示されていても、全て疑似ステレオ版でした。1980年代に英EMIの倉庫からオリ
ジナル・ステレオ・マスターが発見され、輸入盤ではステレオ版で新たに発売されたのです
が、結局国内盤LPでは出ませんでした。CD化されてから初めてステレオ版での発売が行
われ、(輸入盤LPをお持ちなら別ですが)従って同一演奏ではありますが、本来のステレ
オ録音版はCDでないと聴けません。
続いては同じくEMIのシューリヒトの第9--つい最近英テスタメントからオリジナル・
ステレオ版のCDで発売されたのですが、元々1975?年に突然ステレオ・マスターが出
てきた音源なので、それ以前の発売分はモノラル版か疑似ステレオ版になります。ところが
今までステレオ版でCD発売したのは日本だけでして、仏EMI盤はモノラル版でのCD化
でした。全9曲を均一化するための意図かもしれません。輸入盤の場合はモノラル表示でも
純粋なMONOではなくて、かなりプレゼンスを加えて聴き易く仕上がっているものが多い
と私はいつも感じています。
バックハウスのディアベッリ変奏曲--国内盤はLPもCDもMONOで輸入盤はオリジナ
ル・ステレオでのCD化でしたが、現行盤がどうなのかは私は知りません。勿論同一演奏で
す。バルビローリのPYE録音のシベリウスの第5番--テイチクから出ていたLPはオリ
ジナル・ステレオ版で何故か同じテイチクから出たCDはモノラル版--その後で出た英E
MI(英PRTを吸収したもの)とDUTTONから出たCDはオリジナル・ステレオ版で
す。同じく<巨人>もテイチクのLPはステレオ版でCDはMONO版、DUTTONのC
Dは(音の具合は怪しいけれど一応)オリジナル・ステレオ版です。
クリュイタンスの<田園>にはMONO録音とステレオ録音の2種類があって、前者は英テ
スタメントまたは新星堂からCD化されています。後者は一般に有名な再録音なのですが同
じオケなので稀に混同されたりしています。コンヴィチュニーの<田園>も同じオケとMO
NO録音、ステレオ録音の2種類があります。問題なのはクリュイタンスのベートーヴェン
/第7・エグモント序曲でして、これも実は同じオケとのMONO録音、ステレオ録音の2
種類が残っています。しかし殆どの文献でこの2つは完全に混同されています。だからステ
レオ録音のほうは1960年の奴なので、1957年の録音ではありません。こういう紛らわしい事になった要因の1つがEMIとRCAは同じ指揮者と同じオケで2度同じ曲を録音
したためです。EMIのほうはそれでもMONOとステレオの違いがあるから判別しやすい
のでしょうが、RCAのほうは1回目と2回目と両方ともステレオ録音だったりするために
かなり解りにくくなります。シルヴェストリの<新世界より>、ミュンシュの<幻想>、ラ
イナーの<英雄の生涯><ツァラトゥストラ>なども2種類の録音があります。
最近再発売された中ではビーチャムのハイドン--国内盤も輸入盤も2枚組で出ているもの
は93~98番がMONO、99~104番がオリジナル・ステレオだと思います。去年発
売されたクリスマスBOX仕様の輸入盤6枚組(*^_^*)--367893-2という番号-
-では96~98もオリジナル・ステレオ版に差し替えられていました。尤も2枚組のほう
は依然として96~98はMONOのママです。ただこの6枚組BOXは事情がちょっと複
雑で、2枚目と4枚目の収録内容が解説書とは反対になっていました。とは言ってもこの6
枚組セットなら9曲がオリジナル・ステレオ版で聴けます。
くだらない事を長々と--どうでも良い事かも--ごめんなさい。
安倍様へ--
良く探したらサヴァリッシュ、ムーティ、シュタイン、マーク、アバドのシューベルト交響
曲全集もしっかり捕獲してありました。珍しいのはマークの米VOX録音(クァドロマニア
の4枚組とコンサートロイヤルの3枚組で揃います)でしょうが、私はこの中ではサヴァリ
ッシュ(DUOシリーズ2組で揃います)とアバドのを比較的良く聴いております。またメ
ニューインのは新旧2種類ありました。
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