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初めて投稿します。「躍動感と色気」という形容はぴったりの、メータ・LAPOの録音ですね。新鮮な感覚で、R・シュトラウスの交響詩を次々と録音して、いわば旋風を巻き起こしていた頃のメータの演奏ですからね。メータの場合、マゼールと似ていて、若い頃の録音ほど評価が高く、トシを重ねるに連れて、何だか月並みになっていってしまったみたいです。若い人の仕事が、「若い割にはなかなかやる!」というものから、結局は月並みなものになってしまう、というのは、よく考えてみると、どの世界にもある話なんでしょうが、難しいところです・・・。先日、チャンスがあって、バレンボイムがブラームスのピアノ協奏曲2曲を演奏するナマを聴くことができました。この人の場合も、これらの曲を初めてバルビローリと録音したものは、指揮者のせいもあり、とてもたっぷりというか、「美に浸りきった」演奏で、これはこれで見るべきものはあった気がします。2回目のメータ・NYPとの録音は、何と言うか、非常に無難で、名前を伏せて聴かされると絶対に誰とは判らないであろう、特徴に乏しい演奏でした。今度ナマで聴いたものは、実は、悲しくて目を(耳を?)覆わずにはいられない演奏でした。指が思うように動かず、顔を歪め(あるいは顰め)、ついには鍵盤を叩きつけるみたいにして、やっと終わったのですが、あの日は体調が悪かったんでしょうか。
マゼールは今度、NYPで再任されないそうですし、メータもバイエルン州立管弦楽団をついに退任しましたし、そこへこのメータ・LAPOの全盛の頃の演奏というトピックをみつけて、まさしく「時間というのは経つものだ」ということをまざまざと認識しました。また面白い企画を期待しております。
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