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シフティング採集品

 投稿者:KT  投稿日:2017年 1月13日(金)20時31分3秒
返信・引用
  はじめまして。
ハネカクシの同定の参考になるものはないかとネットを探してたどり着きました。

画像は昨年秋に(2016.9.18)に長野県カヤの平でシフティングして得たものです。
体調はそれぞれ3.85mmm、4.87mmです。
ハネカクシは全く疎いのでご教示いただけたら幸いです。
 
 

ご連絡ありがとうございます。

 投稿者:三塚義司  投稿日:2016年12月 8日(木)10時54分30秒
返信・引用
  Stenus ?様
ご連絡ありがとうございます。
ハネカクシのグループは未だ解明されていなことが多いようですね。
今後も変わったものが取れた時には取りためておきたいと思います。
ありがとうございました。
 

Protocypus

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年12月 2日(金)08時38分15秒
返信・引用
  本州からは,Protocypus scutiger Sharpオオサビイロモンキハネカクシが,記録されていています.ロンドン自然史博に納められている,この種のタイプが未だ再研究されていません.したがって,日本産のProtocypusサビイロモンキハネカクシは,どなたかによって,この種のタイプが再研究されるまで,種の同定は,正確にはできない状況にあります.  

Re: ハネカクシの和名が知りたい

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年12月 1日(木)22時17分50秒
返信・引用
  > No.1256[元記事へ]

>  はじめまして、山形県在住の初心者のムシ屋です。
> 今年の9月にオオズナガゴミムシ採集のトラップに入ったハネカクシの和名を知りたくて
> 連絡しました。地下浅層性の種と思われます。
> ベテランのムシ屋さん、同定を宜しくお願いいたします。
> <データ>
> 採集地: 山形県山形市蔵王温泉鴫ノ谷地沼(標高900mぐらい)
> 採集時期: トラップ設置は8月上旬→回収は2016年9月上旬
> 採集方法: 枯れ沢に60cmほど穴を掘り、地中トラップを仕掛けて見出した。(餌はサナギ粉)

ハネ談BBSへの投稿を,ありがとうございました.日本産Protocypusは,いまだ種分類のレベルで未整理で,私も含めて,正確に種名を同定できるお方は,おそらくいらっしゃらないと思います.
 

ハネカクシの和名が知りたい

 投稿者:三塚義司  投稿日:2016年11月28日(月)21時16分39秒
返信・引用
   はじめまして、山形県在住の初心者のムシ屋です。
今年の9月にオオズナガゴミムシ採集のトラップに入ったハネカクシの和名を知りたくて
連絡しました。地下浅層性の種と思われます。
ベテランのムシ屋さん、同定を宜しくお願いいたします。
<データ>
採集地: 山形県山形市蔵王温泉鴫ノ谷地沼(標高900mぐらい)
採集時期: トラップ設置は8月上旬→回収は2016年9月上旬
採集方法: 枯れ沢に60cmほど穴を掘り、地中トラップを仕掛けて見出した。(餌はサナギ粉)
 

手元にあるSteninaeハネカクシの総種数

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年 9月 6日(火)19時52分42秒
返信・引用 編集済
  日本産Steninaeのmonograph Part 1も出来上がり,最近,やっと,あれこれ,他の仕事ができるゆとりも,持てるようになりました.そこで,只今,私のSteninae collectionに含まれるStenusおよびDianousの種数(+日本の自然史博物館+大学に保管されている日本産StenusとDianousのholotypesの種数)の総数を,調べています.

日本産Steninae種の総数は,現在約350種です.手元にない日本産Stenusの既知種は,Stenus confertus Sharpの1種です.また,日本から採集されたStenus標本に基づき,新種として記載され,その後日本から追加採集されていず,したがって,ユーロッパの博物館だけに保管されている種が,(正確な数は数えていませんが)数種あります.ですから,私が記載したStenusとDianousのholotypesの国内の大学・自然史博で保管されれている種数,および私個人のcollectionに含まれる日本産StenusおよびDianousの種数を合わせると,約340種です.

私のcollectionに含まれる国外種の多くは,旧北区および東洋区から採集された種ですが,僅かだけ,南米やパプアニューギニア産種も含まれています.只今,それらの国外産種の数を数えていますが,合計して,203種ありました.ですから,私のSteninae collecionの種,および日本で保管されているSteninaeの種を合わせた数は,現時点で,約550種となりました.いやはや,なんと,結構な種数になったものだと,思います.嬉しくなって,ハネ談BBSに,書き込みました.とはいえ,Steninaeからは,全世界で3000種を超える種が記載されていますので,その数は,全世界の総種数の約1/6ということになります.

検鏡可能なSteninaeの種が,約550種ともなると,たとえば,日本産Stenusの属する種群間の系統関係なども,研究可能となります.これは,これほど標本が集まって初めてできることです.これもひとえに,ハネ談のご会員の研究へのご協力があったからこそと,心から感謝しています.

:)
 

Dr. Roy Crowson

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年 6月17日(金)23時05分2秒
返信・引用 編集済
  もうすぐに,Stenus monographの投稿だよ.6月の良く晴れわたった,気持ちの良い日,今日,思い出されるGlasgow(England)大学のRoy Crowson先生の思い出を,ハネ談BBSに書いてみましょう.

NHMLに保管してあるDavid Sharp先生が記載したハネカクシの標本を検鏡するために,1991年秋に,ロンドンで,2週間滞在しました.途中の土日に,Crowson先生に会いに,Glasgowに出かけました.海外出張に慣れていない僕が,Crowson先生に会うために,心細い思いでGlasgowに着きました.Crowson先生の最寄りの町の待ち合わせの場所まで,タクシーで行って,Crowson先生のお姿をみたら,本当にほっとしました.Crowson先生は,すでにご高齢で,心臓の調子があまり良くなくて,すごく息を切らしていて,心配になりました.それでも,すぐにGlasgow大学まで行って,夕方まで甲虫の形態と系統について議論しました.特に議論したのは,甲虫の胸部の形態進化です.議論しつくされず,議論の続きをすべく,Crowson先生のご自宅に宿泊させていただけるということで,電車でご自宅に向かいました.

奥様もまた生物学者でいらっしゃって,今に思えば,すごく歓待して頂きました.夕食は,僕にとっては,お肉と野菜とパンで,比較的シンプルだったのですが,「今日はご馳走だよ」とおっしゃいました.それで,いつもは,贅沢な食事をされていないのだなと,思いました.夕食のときの話で印象的だったのは,「夕食は奥様がつくるのですが,夜10時のティータイムでのミルクティーは,Crowson先生が,奥様に作ってあげる」というお話しでした.心優しいですね!夕食後,CDを聞こうとのCrowson先生のお申し出に,間髪なく「Bachのブランデンブルグ協奏曲がいい」と言ったら,ちょっと意外な顔をされたのを,覚えています.

CDを聞いたあと,さらに甲虫の系統と形態についての議論です.夜の12時をまわったころ,奥さまが,「この辺でやめたら」とのお言葉.僕は若かったので,心臓の悪いCrowson先生に気遣いできず,夜遅くまで議論し続けたことを,今では後悔している.翌日,朝食後,飛行機の出発直前まで,つまり正午近くまで,さらに議論を続けました.出発前に,僕に向けてのCrowson先生の最後の言葉が,“Come back, again”でした.僕は,その後,Glasgowを訪れたことはないのだけれど,この言葉は,今でも胸に染み入っている.

時差に弱い僕が,頭が朦朧としてやったにちがいない失敗談話を,ついでに1つ.Crowson先生の客間で寝るとき,ベッドの枕が僕にとっては軟すぎて,寝にくかったので,持参の本を枕の下に敷いて寝たのです.持参した本を翌朝,近くにあった週刊誌の上に置き,朝食後に,その本を,自分のバックにしまいます.ロンドンに帰って,バッグを開けてみると,見慣れないカレンダーが出てきて,それは,Crowson家の客間で本をしまうときに,ついうっかりして,いっしょに入れたものだと,気づきました.それは,Crowson家で,次の年に使うものであろう「新品のカレンダー」ということが,わかりました.

これって,世間的に言えば,要するに「泥棒」ということですね.このときは,本当に,背筋がスーと冷えたことを,今でも覚えています.ロンドンから,下手な英語の会話で,Crowson先生に電話をすることもできず,その後1週間のロンドン滞在は,気がめいりました.千葉に帰って,その新品のカレンダーを,速達でGlasgowに送ったことは,当たり前といえば,当たり前のことです.Glasgowを訪れたときに写したRoy Crowson先生のの写真は,今でも,自宅に飾ってあるよ.Still now really respect Dr. Roy Crowson.
 

千葉市川戸で甲虫採集

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年 5月 5日(木)19時25分0秒
返信・引用 編集済
  千葉市中央区の東側の郊外に,川戸という自然林が素晴らしい地所が,広がります.この自然地所には,都川支流が流れ,その両脇の道は,散歩路として,市民に解放されています.散歩路の両脇には,休耕田となった芦の湿地が広がり,ハンノキが,最初に入り込んでいます.その休耕田の両脇には,小高い岡があり,クヌギ・コナラ林が,あちこちに,素晴らしく広がります.シデ,ニレ,ケヤキもみられ,さらに,スダジイ,アラカシなどの常緑広葉樹が,適度にまとまって生い茂り,岡全体としては,それらの木々が入り込んだ美しい森を形成しています.

Steninaeのmonographの原稿書きが,一通り終わり,今年は,何度か,この素晴らしい地所に通って,甲虫などを,採集しようと思っています.今日は,素晴らしく晴れて,昆虫採集の1回目でした.甲虫の話をする前に,今日,観察できた蝶や蜻蛉について,少し語ってみたいと思います.春日和であたたかな日,クヌギ林の間に,狭い草地がありました.そこに咲くヒメジョンの花に,アオスジアゲハが吸蜜に来ていて,それは,それは,美しかったです.アゲハチョウ,クロアゲハも,目撃できました.以前,クヌギ林で,アカシジミ(ウラナミアカかも?,僕には同定できない)を見ましたが,ミドリシジミは,まだ見ていません.

トンボでは,今日,コフキトンボとシオカラトンボを,目撃しました.アオヤンマは,以前,観察会の途中,博物館敷地の芦原で,目撃できました.ですから,川戸にも,おそらく,アオヤンマは,いると思う.ネアカヨシヤンマは,いないかもしれない.僕は,トンボが,中学生の頃から大好きで,おそらく80種ぐらいは,採集していると思います.特に,サナエ類が好きで,結構,採集しました.なかでも,アオサナエは,大変に美しく,幸いにも,この珍しいトンボを,何度か採集することができました.ついでの話ですが,僕が採集したアオサナエの1頭は(おそらく和歌山?で採集したムカシヤンマと共に),日浦先生に送ったので,たぶん,大阪自然史博に,入っていると思います.

今日,採集した甲虫類は,約30種でした.採集後,家に帰って,採集した甲虫をすぐにマウント,ラベル付けを済ませ,一部の種については,同定を試みました.タマムシ類については,ヒシモンナガタマムシ,ナガタマムシの1種,サシゲチビタマムシ,クズチビタマムシ,ヤノナミガタチビタマムシの5種が,採れました.タマムシ科の解説のところもそうですが,僕の保育社の甲虫図鑑には,以前,「夏休み子供相談会」で利用したときに書き込んだであろう絵解き検索的な図が,あちこちに書き込まれていて,久しぶりに甲虫の同定をやって,その書き込みがとても便利でした.

そんなこんなで,今日はなんとも,心和む1日でした.家に帰って,夕方,窓を閉めようとしたら,小型のコガネムシが,網戸に止まっているではありませんか.よく見てみたら,このコガネムシは,千葉では,大変に珍しい,オオカンショコガネ(おそらく西日本地域からの栽植に伴う帰化種)でした.数年前に,自宅でアオカミキリを採集しましたし,今日は,この珍しいカンショコガネです.おそらく,東側郊外にかなり広く林が広がっているので,それで,千葉市では,自然は比較的よいのかもしれません.
 

用語emarginationの用法

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年 4月21日(木)23時17分14秒
返信・引用 編集済
  そのうち,そのうちにと思っていて,なかなかゆとりがなくて,やっと書き込むだけのゆとりができたので,記載用語emarginationの正しい用法について,以下に記したいと思います.甲虫の図鑑では,記載において,「第8腹板の後縁中央が切れ込む」などという表記を,用います.私も以前はそうであったのですが,これを英語に,文字通りに訳して,「postero-median margin of 8th sternite emarginate」という記載を,多くの方がなさいます.ところが,日本語の文章は,これでよいのですが,英語の表記は,文法的に間違いなのです.

どこが間違いかを知るために,日本語の表記と英語の表記を比べてみましょう.日本語の表記では,構造の状態を示す語として,「切れ込む」が用いられています.英語の表記では,それに相当する語として,「emarginate」(あるいは,emarginatedでも可)が用いられています.どこが違うかといえば,英文のemarginateとは「marginがnotchedされる」という意味で,その語の意味に「m a r g i n 」が,含まれているということになります.とすると,postero-median margin of 8th sternite emarginate」という表現には,同義的反復が,認められることは明らかです.要するに,これは論理的表現ではないということです.

したがって,emarginateされる対象物は,marginではなく,もの(thing),つまり,plateもしくはscleriteなどでなくてはいけません.たとえば,8th sterniteを対象とすると,8th sternite emarginate posteromediallyなどと記述すると,「第8腹板の後縁中央は切れ込む」という意味になるのです.英語圏のまさにEnglish-speaking entomologistsの記載を,注意深く読んで見ると,たしかにそうなっているのです.ハネ談BBSの読者におかれましては,彼らの記載をご確認の上,用語emarginationを用いた記載を,上述のような表記でされることを,お勧めいたします.

同様に,truncate,spatulateなどの記載用の形容詞も,主語はもの(たとえば,8th sterniteあるいはventrite)であってmarginではありません.
 

Re: Steninae

 投稿者:Stenus  投稿日:2016年 4月20日(水)22時34分4秒
返信・引用 編集済
  > No.1250[元記事へ]

>穴倉様、日本産Steninaeのモノグラフ原稿完成、おめでとうございます!ってわしも著者だったか。ワタシはStenus様のお手伝いをちょちょっとしただけですが、仰るようにStenusって美しいですよね。このモノグラフ作りは大変やりがいのある仕事と思います。実際に本になって出てくるのは、早くても今年の後半ですが、本を手にしたら誰でも、感動に打ち震えると思いますよ。楽しみです。

Haben Sie Dank fur Ihr warmherziges Wort


>ワタシの方は2月に出かけて借りてきたアマゾンのアリヅカを、昨日までまったく手を付けられなかったのですが、やっと今、展足しつつあります。こちらも大変に感動モノです。

Ich finde, dass du hast ein schones Erlebnis, amazonische Pselaphine Kafer zu examinieren.

Stenus
 

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