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悪天候により捜索中断・・・この報を聞いて、避難小屋は当然探したでしょうから、冷たい雨に打たれ、その後の強風にさらされ、辛い思いをしているだろう。何としてでも、どんな形ででもいいから生きて降りてきてほしい・・・。そんな願いも空しく、哀しい知らせでした。悔しくてなりません。私たちが良く知っており、気軽に入っている霧島での出来事でした。
パーティーでの登山については、小倉リーダーが書いていらっしゃいますので、それ以外のことについて少し記しておきます。
自然相手の防災の仕事をしていますので、その優しさも知っていますが、厳しさに嫌というほど思い知らされることもあります。自然は人間の予測を遥かに上回る振る舞いをする時があります。「この時期にこの天候は考えられない」ごく当たり前のように聞きます。それほど今の地球は天気がおかしくなっています。100年に一度の異常気象が毎年のように発生しています。
この時期はこういう天候のはず・・・これが通用しなくなっています。天気予測が非常に難しくなっているのも事実です。プロの目からみても、ここまでの天気は予想できなかったということもあります。こんな時期に日本近海で発達するはずがない台風とか、これほど急激な寒気が流入するとはとか・・・。
登山は少しでも軽量化ということが言われますが、快晴のときにもレインウエアは持っていますか?水は登山口まで持って降りていますか?地図は読めますか?天気図は何を意味しているのかわかりますか?水の怖さを知っていますか?沢の凶暴さを知っていますか?
その他にも、山に入るためには知っておいてもらいたいことがたくさんあります。そういうことを手助けすることができるのも会という組織の強みですが、どこまでできているのだろうと反省することも少なくありません。
リーダーから言い出すのではなく、「こんなことを知りたい」というリクエストをお待ちしています。受身では絶対に身につきません。山で思っている小さな疑問でも構いませんので、どんどんリクエストしてください。四季山遊会という組織を有効活用してください。
会員以外でも、個人で行っていらっしゃる方や、まだ山には行ったことがないけど少しでも興味があるという方も、どうぞ遠慮なく四季山遊会の門をたたいてみてください。特に初心者に優しい(甘いという意味ではありません)会でありたいと願っています。自然を相手にするなら、経験や知識に貪欲になってください。それが自分の身を護る最善の策だと思います。
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