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つづいて箱根のすぐれものです。長文連打すみませぬ。
<強羅(早雲山)温泉「早雲閣 頓狂楼」>(箱根町、時間確認要、1,000円、0460-82-3311)
箱根ロープウェイ「早雲山」駅のそばにある大正14年創業のこの老舗宿はながらく日帰り不可でしたが、最近日帰り受付をはじめたようなので行ってみました。
外観は格調をただよわせ、箱根の老舗ということで敷居の高さも感じますが、スタッフの対応はとても親切でした。
2階にあがった山側奥、「早雲隠里の湯」と額のかかった浴場入口で靴をぬぎます。その先の階段踊り場に女湯、さらにのぼって男湯の入口。
脱衣所はゆったりとしてつかいやすいもの。日曜15時でひとりいた先客はほどなく出て、あとはず~と貸し切り状態に。
天井高く、職人芸のタイルが貼られた味わいある内湯ゾーンに石枠石敷15人以上の内湯浴槽がひとつ。
扉の外、露天ゾーンに石枠石敷10人くらいの露天(屋根付)。東屋つきの休憩スペースもある露天からは自家源泉施設と、そのうえに名湯の誉れ高い「最乗寺箱根別院」がのぞめます。この源泉施設は「最乗寺箱根別院」のすぐ下でさかんに湯けむりをあげているものです。
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。カランの水は重曹味があったので井水かと思います。
内湯は見事な赤茶に変色した岩組み湯口からゲキ熱源泉を投入し、石灰華でいがいがにコーティングされた湯壺でいったん受けとめ冷却してから湯船に流し込み。湯口そばにはコップもありました。
槽内注排湯はなく、全量を上面排湯のかけ流しです。
露天は上手の源泉施設より引き込まれたパイプから湯壺に投入し、湯船へ流し込んでいます。
お湯は内湯・露天ともかなりの熱湯でほぼ同じイメージ。緑と青と茶色まじりの複雑な色味にささにごったお湯はうす茶の湯の花をうかべ、光線の加減によって色合いが微妙に変化します。
弱重曹味+微うま味。温泉臭は見た目ほど強くはありませんが、弱い焦げ臭とほのかなミシン油系アブラ臭があります。キシキシとツルすべが同居する複雑な湯ざわりですがツルすべが卓越。正苦味泉系のかなり硬質な浴感と強い温まりがあいまって、長湯できません。
重炭酸土類泉と芒硝・正苦味泉がいりまじったような奥ぶかく力づよいお湯は、湖尻の「旅館 山越」に近いですが、それより強力かも・・・。
箱根ではもっともキャラの立った1湯で、しかも自家源泉かけ流し。温泉好きは一浴の価値大かと。おすすめします。
Ca・Na・Mg-硫酸塩・炭酸水素塩泉 55.6℃、pH=7.9、168L/min動力揚湯、成分総計=1.329g/kg、Na^+=89.3mg/kg (24.29mval%)、Mg^2+=45.9 (23.67)、Ca^2+=157 (49.03)、Fe^2+=3.07、Cl^-=18.6 (3.17)、SO_4^2-=556 (69.24)、HCO_3^-=276 (27.05)、陽イオン計=310 (16.0mval)、陰イオン計=855 (16.7mval)、メタけい酸=156 <H17.5.18分析> (源泉名:宮城野第56号)
<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:なし 循環装置等使用:なし、消毒処理:なし
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