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正月の伊勢・熊野の旅、早くも佳境に入ります。
いよいよ和歌山県田辺市本宮町の湯の峰温泉つぼ湯に入ります。やませみさんレポあり。
その前に伊勢から熊野までの道のりを示しておきます。
1/3(木)
伊勢IC16:22(495.4km)→<伊勢・紀勢道>→大宮大台IC16:50(531.0km)〔8℃〕→<R42>
→熊野市(めはり寿司)19:35~20:30(621.1km)→<R311・169・168>
→湯の峰温泉22:30(673.6km)〔3℃〕
伊勢から熊野までほとんど下道で180kmとすんごく遠かったです。R42は信号が少なくて
早いですが、海岸沿いながら意外と山道です。川湯温泉には22時前に到着。仙人風呂は
終了ギリギリだったので、烏の行水で出ます。翌日の日中に入り直し。後日レポします。
この日は湯の峰温泉駐車場で車中泊して、朝一のつぼ湯を狙います。日中は待ち時間が
多いことで有名ですから、気合を入れて…。参考までに混む日は3時間くらい待つそうです。
入った日は1/4で平日だったので、若干すいていたかな。
朝5時30分起床、駐車場から湯の谷川の川上へ、旅館群を眺めながら10分くらい歩きます。
まだ暗い早朝、はるか川上に「つぼ湯」の小さな明かり、手前で湯が煮えたぎる「湯筒」、
湯元橋の先に東光寺と奥に湯の峰温泉公衆浴場。朝6時、公衆浴場の受付につぼ湯への入浴
を希望します。入浴料金の券売機は早くもつぼ湯のボタンのところに入浴待がある旨記載
された札がかけてあります。まずは6時現在、入浴待が二組いて入れるのは1時間後の
7時頃になるので、屋外の待合所で待つように説明を受けます。7時に行けばいいのでなく、
入浴時間が一組30分ですが、早く出られる方もいるので、きちんと待合所で待ってほしい
とのことでした。朝寒いのでありったけのものを着ているので、待つことにします。
待つことを了承すると券売機の札を外してもらい、入浴料(つぼ湯+公衆浴場)を一人
750円払います。受付から4番の番号札をもらい、つぼ湯の場所から、番号札の掛け方、
靴を脱ぐ場所、加水の方法など、写真で説明していただけます。
受付からまた湯元橋を渡り、さらに上流へ、つぼ湯を過ぎたら、つぼ湯橋を渡り、屋外の
東屋の待合室のベンチに腰掛けて待ちます。すでに一組が入浴中、一組が待合室で待って
いました。4番札ということは、6時前の5時30分頃入った人がいるのかな?だんだん空が
白み始め、すぐに明るくなります。45分待でついに順番が廻ってきました。前の組が出たら、
階段を下り、川縁の小屋掛けのつぼ湯に靴を脱いでから入ります。靴を脱がないで小屋に
入ると、受付がモニターで下足入れを見ているので、スピーカーで注意されるそうです。
靴の脱ぎ忘れに気をつけましょう。よくよく考えれば熊野詣での湯垢離の湯に土足で踏み
入れるなんて、不謹慎も極まりないことですよね(^^ゞ。番号札を入口横にある前の人の
番号札の上に重ねて掛けます。入口の番号札を見れば今、何番の人が入っているか、
わかる仕組みになっています。
ここで湯の峰温泉つぼ湯の歴史を。湯の峰温泉は日本最古、開湯1800年、熊野詣の湯垢離
場として栄えてきました(熊野本宮観光協会パンフより)。その中でもつぼ湯は“小栗判官
蘇生の湯”として知られ、2004年7月「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録
されました。世界遺産の温泉としては唯一入浴可能な浴槽らしいですが、昨年、石見銀山の
温泉津温泉もめでたく世界遺産に登録されたので、どうなるんでしょうか?以前、温泉津
温泉に入った時はここが世界遺産に登録されれば温泉としては日本初かなと勘違いを
していたことがあったのですが(やっぱり東人です)、湯の峰を忘れてました(^_^;)。
お陰でこのつぼ湯に入浴することが長年の念願となっていました。ついにその時がきます。
小屋の扉を開けると足下に真っ黒の岩盤の中、小さな丸いつぼ湯が青白く輝いていました。
ここのお湯の色は日に七変化すると言われています。硫黄臭がプーンと漂ってきます。
階段を下り、脱衣籠に服を脱ぎます。いよいよ入浴。兄弟二人で入りましたが、二~三人
でギュウギュウなくらい小さなものです。浴槽の底は奥に向かって傾斜しており、その角
から熱い温泉が湧出しているようでした。お湯はゲキ熱ですが、真冬の朝ということも
あって、あまり加水されていないせいか、青白い色も硫黄臭もかなり濃いものでした。
加水は横の蛇口を自分で捻って調節するようになっています。小屋の目隠しはスライド式
になっていますが、普段は開放禁止になっています。テレビや雑誌の写真撮影やイベント
時のみ開けるのでしょうかね?開ければ湯の谷川のせせらぎが目の前を流れきれいなん
でしょうけど、道路から丸見えで風紀上の問題はあるのかも…。目隠しの下からは光が
漏れています。湯の谷川のせせらぎの音が心地良いです。石鹸使用は薬湯と共に禁止
されています。
入浴時間の30分はあっといいう間に過ぎました。多いに名残惜しかったですが、次の組に
譲り、湯上がり後の散歩をしながら、今度は公衆浴場の薬湯に入ることにします。
次回、分析書と共にレポします。悠久の歴史と雰囲気抜群の岩風呂、神秘に満ちた青いお湯。
生涯でも心に残る温泉でした。
※つぼ湯の写真(目次)
↓熊野本宮観光協会の湯の峰温泉のHP
http://www.hongu.jp/yunomine2/
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