|
|
親会社ホンダの業績不振により、9/30(水)を以って48年間の営業を終了する東京都
日野市の遊園地「多摩テック」。併設する「多摩テック 天然温泉 クア・ガーデン」
も同日に12年間の営業を終了することになりました。なお、同経営の栃木県茂木町の
「ツインリンクもてぎ」や三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット 天然温泉 クア・ガーデン」
は営業を継続します。多摩テック クア・ガーデンは雑誌「温泉博士」に4ヶ月に1回必ず
載る常連施設で、その前は入館料が高過ぎて訪れたことがありませんでしたが、4月とこの
前の日曜の2度、お別れに行ってきました。最後なのでついにレポします。
10年前のみしゅらんレポあり。
4月の時は「温泉博士5月号」で山梨県の「大菩薩の湯」と「B&B湯村ホテル」の
帰りに寄りました。今回はJR東日本の東京近郊が乗り放題の「ホリデー・パス」2,300円で
9/15まで有効の「温泉博士9月号」を使って、東京都奥多摩町氷川郷麻葉の湯「三河屋旅館」
の帰りに寄りました。4月の時は車で八王子から圏央道1,000円、自宅まで105km、1時間30分、
今回は電車で京王線、JR南武・武蔵野・高崎線経由で自宅まで何と3時間。車は土日ETC
1,000円+ガソリン代、電車は片道当たり1,300円と安いですが、時間かかりますな(^_^;)
三河屋旅館のある奥多摩駅から青梅線、立川で南武線乗り換え、分倍河原で京王線150円
の切符を買い、乗り換え、高幡不動で京王動物公園線に乗り換え、多摩動物公園駅へ。
そこからは多摩テックの無料送迎バスが20〜30分おきに出ています。車の方は駐車券へ
スタンプ押印により平日5時間、休日3時間無料です。遠くに八王子市街の夜景、ネオン
美しいクア・ガーデンの背後に不夜城のごとく輝く遊園地を眺めながら、エスカレーターを
登り玄関へ。多摩テックの遊園地からもクア・ガーデンの玄関に行くことができます。
玄関を入り下足ロッカーに靴を入れ、キーはフロントへ。「温泉博士」を出すとスタンプ
を押され、飲食でも利用できるロッカーキーが渡されます。通常料金はタオル・館内着付
入湯税150円込で1,950円で、温泉博士はタオル・館内着は付きません。HPの割引チケットや
お得な情報に大幅割引があるので要確認。退館時に温泉のみ1,250円〜の優待券を下さいます。
なお、9/13(日)は日野市民限定で480円で入館できるので、温泉博士の駆け込みも重なって
大混雑が予想されますので要注意。5月と比べても9月ははるかに込んでいました。
フロントを入ると右手にショップ、温水プール(別途735円)、中央に吹抜とエントランス
左手が館内着受渡所と浴室、ボディケアルーム、足底療法、スタジオ。2階は中華「楼蘭」
(9月日曜40分待)、そばと和食の「め〜ぷる」(5月は花見御膳1,300円をプールを見ながら食)、
フェアリーカフェ(9月は特製!ひらけ!半熟オムライス980円を夜景を肴に食)、
リラックスサロン、タイ古式マッサージ、エステルーム、サウンドルーム、クイックヘア
カットがあります。
いよいよ浴室へ。脱衣所は番号指定のロッカーを利用、洗面所にはトニック、ブラシも
備付。浴室に入り、左手が掛け湯とカラン、右手がサウナと水風呂、正面が広大な窓から
富士山や八王子の夜景を望む広い大浴場。水風呂以外は掛け湯も含め温泉です。
大浴場と水風呂の間の通路の扉を出て階段を下りると露天風呂で手前に打たせ湯、奥は
庭園風の大きな岩風呂となっています。露天風呂からは目隠しが高いので景色は見えません。
内湯からの夜景は宝石箱のようで心に残りました。
内湯は循環の噴水状の大量噴出2ヶ所、露天打たせ湯は多分源泉の2本の打たせ湯
(循環湯は打たせ利用禁止のはず)奥に量的に大量なので多分循環の樋投入1ヶ所。
露天岩風呂は一番奥に滝のような循環投入1ヶ所、脇の岩組から多分、源泉投入1ヶ所。
全浴槽が肌に残るほどのカルキあり循環利用なのは残念。
温泉ですが色は黄褐色透明で薄塩味あり。肌が若干ツルツルします。硫黄臭やアブラ臭は
循環利用や塩素臭が邪魔で感知できず。この近くではいこいの湯多摩境店に入ったことが
ありますが、多摩テックのお湯はかなり違う印象が残りました。浴後はかなり火照ります。
お湯の感じが一番いいのは滝横の岩口投入、内湯の掛け湯で浴びて〆ました。温泉の素性は
意外と濃くていいように感じたのですが、内湯の一角にでも源泉浴槽が欲しいところです。
いよいよ9/30でクア・ガーデンも閉館となりますが、まだ12年しかたっていませんし、
源泉の素性も悪くないので、このまま完全閉鎖してしまうのは実にもったいないと思います。
是非、新しい経営者の下、内湯に非加熱源泉浴槽の設置し、館内着やタオル付といった
健康ランド並のサービスを廃止して800円程度で入れるスーパー銭湯として再開してほしい
と思います。
温泉分析書は脱衣所内浴室出入口にありました。群馬県高崎市の倉渕川浦温泉はまゆうの湯
以来2ヶ所目の東京水質研究所の分析です。
多摩テック温泉の成分
■温泉の成分
・源泉名:多摩テック温泉
・源泉所在地:東京都日野市程久保5丁目27番4号(多摩テック:程久保5-22-1)
・泉温:44.9℃※(気温7.6℃)
・源泉量:450L/min※
・知覚的試験:無色透明、僅かに硫黄臭で僅かに塩味
・ph値:7.9(ガラス電極法)
・泉質:ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
・湧出地における調査及び試験機関:東京水質研究所
・試験室における試験責任者:東京水質研究所 1名
・試料1kg中の成分
Na=727.7 K=3.9 Mg=1.7 Ca=15.8 鉄2=0.1 陽計=749.2
F=1.0 Cl=992.4 HS=0.6 炭酸水素=303.6 炭酸=1.8 陰計=1299.4
メタケイ酸=33.4 メタほう酸=198.8 非解離成分計=232.2
遊離CO2=1.8 溶存物質計=2.281g 成分総計=2.283g
Hg・Pb・Ag=非検出 Cu=0.002
・温泉の分析年月日:平成20年2月6日
・入浴に適した温度を保つため加温しております。
・温泉資源の保護と衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しております。
・東京都公衆浴場の設置場所の配置及び衛生環境等の基準に関する条例の基準を満たすため、
塩素系薬剤を使用しております。
※「泉質」及び「湧出量」を変更いたしております。
これは平成19年10月20日に施行された環境省「改正温泉法」に基づき実施した、
定期での温泉成分分析調査結果によるものです。
泉温:45.3℃ → 44.9℃
湧出量:470L/min → 450L/min
http://www.tamatech.jp/
|
|